幼稚園の記憶

先日、某SNSのタイムラインのトップに、「一年前のあなたの投稿」というのが貼り出されており、

「Ultimo(最後の)」と題されたそれが、イタリア留学時の最後の食卓の写真でありました。

 

 




 

 

先日、某SNSのタイムラインのトップに、「一年前のあなたの投稿」というのが貼り出されており、

「Ultimo(最後の)」と題されたそれが、イタリア留学時の最後の食卓の写真でありました。


あぁもう帰国して一年が経つのだなと、時の過ぎる早さに驚き、この一年の間に起こった

色々な出来事を振り返り、一年前の自分はあんなこと考えていたなと思い出し、

今の自分と見比べて反省したりしています。
 

最後の_n.jpg

 

さて。最近はもっぱら散歩が日課になっているのですが、春先からこっち、

色んな香りが見つけられて面白いですね。

 相方があっちこっち嗅ぎまわるもので、私も気になって一緒になって花々に鼻を突っ込んで

歩くのがマイブームになっています。

 

嗅覚というのは不思議なもので、ある香りと記憶が強く結びついて、何かのきっかけで両方セットで

呼び覚まされる、というのは誰にでも覚えがあることでしょう。

 

 私の中に、「幼稚園臭」という香りが存在しています。まだ記憶も曖昧な幼児時代、

幼稚園の廊下に漂っていた、絵の具っぽいような香りです。


 この「幼稚園臭」が赤ワイン、それもナチュラルな製法のワインにごくたまに現れるのです。

 

幼稚園.jpg

 


ワインをテイスティングするときにその香りに出くわすと、「お、出たな、幼稚園。」と思ってはいても、

まさか「幼稚園の香りがします。」とはコメントできず、ぐっとこらえるのですが、私にとってはその香りは

もはや「幼稚園の廊下に出たときのあの匂い」にしか思えないのです。

 

 サクラのもうひとりのソムリエは、ある種のワインに限ってツナマヨの香りがすると言っていました。

私はワインにツナマヨを感じたことはありません。多分彼もワインに幼稚園を感じたことはないでしょう。

 食べ物であるツナマヨの方が、香りの表現としてはまだマシかもしれません。

 

tunamayo.jpg

 

有名なあの漫画のように、めくるめく情景が広がりストーリーが次々に生まれてくるような描写が

さらっと出来れば格好いいのでしょうが、実際のソムリエのコンクールを見ると、世界のトップソムリエの方々は、

非常に淡々とシンプルに香りの要素を取り出し、分析して、組み立てることでそのワインを表しています。

 ですから、プロとして仕事をしているソムリエというのは、常日頃から多くの人に理解できるような言葉を

選んで表現できるようでないといけないわけです。そこには「雨上がりの芝生の香り」や「鉛筆を削ったときの香り」

はあっても、「N市立I幼稚園の廊下に出たときの香り」はないんです・・。

 

 でもこういう類の香りの話は面白いんですよね。皆様はぜひ自由にその香りの印象を聞かせてください。

「これ絶対自分にしかわからない表現」も募集しています。


 

村上
 

 

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