フランチェスコのワイン

スタッフ週替わりコラム、今回は村上です

今日はふと思い出したのでイタリアの生産者の話を。
フランチェスコとは、私がイタリア中を車に乗って旅していた頃、

 






 

 

スタッフ週替わりコラム、今回は村上です

 今日はふと思い出したのでイタリアの生産者の話を。


フランチェスコとは、私がイタリア中を車に乗って旅していた頃、
中部イタリアのレッジョ・エミリアのワインイベントで出会いました。

 

あのときは確か、ナチュラルなイタリアワインばかりを集めた試飲会だったと思います。
150ほどの生産者がイタリア各地から集まり、イベントは三日間行われました。

 

eventfoto.1.jpg

 

数ある自然派ワインの中で、最も印象に残ったワインのひとつが彼の白ワインでした。

 

日本には輸出しているのか。是非とも日本でも飲んでみたいから、と尋ねると、
彼は少し曇った表情になり、今は輸出していないんだよ。とぽつりと答えました。

 

どうしてだろう、と疑問に思ったものの訊けなかったのは、
何か特別な事情があったから、とその表情に書いてあったからです。


彼のワインは派手さは無いものの、手書き風のラベルと
蜜蝋で封されたキャップの中に彼の情熱がたっぷりと詰まっている、
優しさと滋味深さを感じられるような、そういうワインでした。


翌日も彼のワインが飲みたくなり、ブースに行くと
また来たのか、よっぽど気に入ってくれたんだな。と笑って迎えてくれました。

 

初日よりも人が少なく、ゆっくりと話ができたせいか、
モノ好きの日本人がよっぽど珍しかったのか、
彼は携帯電話を取り出し、番号を教えると言い出しました。
シチリアに来ることがあったら家に来いと。

 

francesco.1.jpg

 

そのおよそ2か月後、シチリア州パレルモの南部にある彼のワイナリーを訪れた私に、
彼は畑を案内してくれ、小さな工房を見せてくれました。

 

実はその数週間前に、日本のインポーターの方にフランチェスコの話を聞いていました。
彼は一緒にワイン造りを行っていたお兄さんを事故で亡くしていたのです。
深い悲しみにくれた彼はワイン造りを一度辞め、畑の一部も手放してしまったそうです。


フランチェスコは自分の行きつけのトラットリアでの夕食に招いてくれました。

 

地元のマンマの郷土料理と自分のワインを振舞いながら、
おれのワインはどうだ、日本の寿司とも合うだろう?そんな風に話す彼は
ワインが大好きで仕方がないように見えました。お兄さんのことはもう乗り越えたのでしょうか。


今度また日本への輸出を再開したいんだ、と彼が突然切り出したときは本当に驚きました。

 

「日本の人たちに一番良い状態で届けられるインポーターと取引をしたい。
会社の規模ではなく、自分の気持ちを代弁してくれるような人たちに
自分のワインを預けたいから、これからじっくり考えるよ。」

 

francesco.3.jpg

 


彼のワインは昨年の夏ごろから日本でも手に入るようになりました。
白は特に人気のようで、現在は欠品中、次回入荷を待っているような状況です。

 

サクラでも今は品切れ中ですが、入荷次第お知らせします。
肩ひじ張らずに、ただワインの優しさに身を委ねてほしい、そんなワインです。

 


村上

 

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