ブショネ

2月から始まったサクラのスタッフコラム、5人それぞれのキャラクターが出ていて面白いですね。
1週間交代で掲載しますので、石橋の「どん底飯2」は来週です。お楽しみに。




 

 

 

2月から始まったサクラのスタッフコラム、5人それぞれのキャラクターが出ていて面白いですね。
1週間交代で掲載しますので、石橋の「どん底飯2」は来週です。お楽しみに。

 

さて、二周目に入ってソムリエ村上の二回目の話題は、

「ブショネ」

 

コルクイメージ.JPG
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レストランでワインをボトルで注文すると、ホストはワインのチェックを促されます。
古くは、ゲストにこの飲み物が毒入りでないことを証明するためとも言われていますが、
注文したワインが健全な状態かどうかを確認するために、抜栓したものの味見をします。

 

不健全な状態として代表的なものが「ブショネ」と呼ばれる劣化です。

 

イタリア語ではSa di tappo(サディタッポ)。
これはコルクについた菌が原因で本来の風味が損なわれた状態のことを指します。
ワインの入門書なんかには「コルク臭」と書かれていたりするのですが、
このブショネを見分けられるようになるかが、ソムリエとしての第一関門といっても過言ではないでしょう。

 

ブショネには段階があり、重度のものは「日陰に放っておいた雑巾」の様な匂いがありわかりやすいのですが、
軽度になるとコルクを嗅いだだけではなかなか判断が付きにくいものです。

 

厄介なことに、ワインの中には一見するとブショネと間違えるようなアロマを持つものもあります。
"Tannino Verde(緑のタンニン)"と呼ばれ、これは抜栓してしばらく時間が経つと静かに消えていきます。

 

「雑巾の様な」匂いが少しでも鼻の先をよぎった場合、
もしくはこれは本来の状態とは少し違うのではと感じたときに確かめてみるべきは、

マリオ.jpg


 

 

”果実味の有無”です。

 

ブショネになってしまったワインは、重度軽度に関わらず味が抜けた様に感じるはずです。
これは、2,4,6-トリクロロアニソール(TCA)というブショネの原因物質が嗅覚遮断を引き起こすからです。
逆に香りに違和感があっても味がしっかりと残る場合には、少し時間を置いてみてください。
嫌な香りは無くなり、ワインらしい豊かなアロマやブーケが楽しめるようになるはずです。


ブショネが確認されるのは、ワイン全体のおよそ5%なのだそうです。
これによる経済損失は年間1兆円に上るとも推測されています。

 

20本に1本。こうしてみるとすごい高確率ですね。
ワインを好きで飲む以上、いつ出会ってもおかしくはありません。


とはいえ、せっかく美味しいワインを開けるなら失敗はしたくないもの。
記念日や、大切な人と一緒に過ごす時間ならば尚更です。
困ったときはソムリエに飲ませてみるのも一手。

 

仰って頂ければよろこんでお手伝いさせて頂きます。
 

 

村上

 

 

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